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部活自己分析日記

​どっこん

 どっこんの部活としての歩みをOB、OGのアンケートなどをもとに振り返り、今後の目指すところを考えていくコーナーです。序盤はちょっと現代離れした内容になってしまうかもしれませんね。

はじめに―

 合唱部、という名前で敷居が上がってしまうのはいつものこと。でも私たち部員自体はいつでも皆さんのことを待っています。どっこん部員になるためには?なんて考えることもありません。
 私たちの部活は経験者だけを求めているわけではないです。ですから、入部に当たってのオーディションなどというものもありません。大学でいろんな人たちと歌いたいよって方、私たちと一緒に歌いましょう♪

どっこんとは?

 現状、どっこんって何?どんな部活?って思われている方多いですよね?なので、最初は私たちが今何をしているのかを軽くご紹介!単刀直入に申します。歌を歌う部活です。でも、歌うだけじゃありません。正確には「歌を歌いたい人たちが集まって“みんなで”一つの楽曲を作り上げ、それを人々に届ける」部活です。だからこそ、私たち部員の立場からすればたくさんの仲間がいてほしいし、またその人たちに対して「みんなで協力して一つの歌を作り上げるんだ」という思いをもっていてほしいと思うわけです。ただ、実際のところ部活としての「どっこん(獨協大学混声合唱部)」は常に輝いていたわけではありませんし、そういった部員の思いが敷居を高くしてしまっている感も否めません。そこでこの連載(?)では今までに幣部がどのような変遷を辿ってきたのかをお見せしつつ、皆さんに「入部したらどうしたいのか」といった想像を膨らませていただければと考えています。

​Vol=Pre1:今どうなっているの?と部員数の推移

​(3月10日・更新)

 入部後の自分の姿を想像するにも前提となる情報は必要ですよね。そこで今回はPre1と書いた通り、これから過去を振り返りつつ次世代を考えるにあたって前提となる情報として部の「今」と部員の推移などをお届けしたいと思います。先に現状をお伝えしておきますと、2022年3月時点での部員数は5人、そのうち4年生が3人です。それだけを見ると「ちゃんと活動しているの?」と思われてしまうかもしれませんが、ちゃんと活動してます!週一ですが練習もちゃんとしてます!講師紹介にも載せさせていただいていますがちゃんとしたコーチも私たちを指導してくれていますし、応援してくれてもいます。そこだけは覚えて帰ってください!それと、今までの部員の推移は右図
のとおりです。私たちの
​部活は獨協大学設立当初
からある歴史ある部活です。
なのでグラフの出発点が
1960年代になっています。
これを見ると「最初は
多かったけど今は全然人
いないんだ」って思われて
しまいますよね。ただ、
一つ見ていただきたいのは
2000年代後半に一度0に
なっているところから
持ち直している点です。いうなれば私たちの部活は消滅したところから復活した、ある種「不死鳥的部活」なのです。それに、明るい材料はそれだけではありません。今、皆さんがこのページを見てどっこんに興味を持ってくれていること、これも大きな希望です。また、後日更新した際に詳しくお伝えしますが、幣部のあり方も部員の数や時代とともに変化していると思っていますのでその辺も含めて入部するか、しないか、或いはその後自分はどうしたいかなといったことを考えていただければと思います。今後もアップデートを続けて3月中にはこのページも完成しますのでちょくちょく見に来て、新しい内容が出ていたら見ていただけると幸いです。

どっこんの大まかな所属人数(黒).png
​(推計、OBOG会による)

​Vol=Pre2:OB、OGアンケート結果

​(3月24日・更新)

 今までどっこんがどのような活動をしてきたのかをまとめてみました!
​              (※尚、アンケート結果を要約する形である他、10年刻みのため多少のご沙汰あります。ご了承ください)

練習頻度 1970年代:毎日昼休みに30分ほどパートごとに練習
                   +
             月水土曜日に2時間ほど全体練習

     1980年代:毎日昼休みに30分ほどパートごとに練習
                   +
                               月水金土曜日に2時間ほど全体練習

                   ~

     2010年代:週に3回午後から夕方にかけて練習

     2020年代:同上


参加行事 1970年代:新歓ミニコンサート・新勧ハイク、春合宿、夏合宿
           コンクール、雄飛祭、定期演奏会、炎の第九コンサートetc.

     1980年代:新歓ミニコンサート・新勧ハイク、春合宿、埼玉県合唱祭
           夏合宿、サマーコンサート、コンクール、雄飛祭
           定期演奏会、炎の第九コンサートetc.

                    ​~


     2010年代:新歓ミニコンサート・新勧ハイク、創造祭、埼玉県合唱祭
           夏合宿、雄飛祭、定期演奏会etc.

     2020年代:同上


練習場所 1970年代:旧1棟4階教室、旧2棟4階教室

     1980年代:旧1棟4階教室、旧3棟4階教室、4棟4階教室

                    ~

     2010年代:Aスタジオ(学生センター3階)、暁月ホールetc.

     2020年代:Dスタジオ(学生センター4階)、暁月ホールetc.


雰囲気  1970年代:和気あいあいとしていたが人数がおり活気があった

     1980年代:皆が活動に熱意を持ち、どちらかというと体育会系のような 
           雰囲気もあった。活動外での部員同士の付き合いも密で練習
           が終わるとみんなで飲みに行くなどしていた(まったくお酒
           が飲めなかったのに卒業するころには大酒飲みになっていた
          なんてエピソードもあるそうで)。

                  ~

     2010年代:人数は少なかったが一体感があった。

​     2020年代:和気あいあいとしていた。

​Vol=1:誕生、定演、黎明期のお話

​(3月24日・更新)

​ どっこんが誕生したのは1964年の秋のこと。ちょうど獨協大学が設立された年に部員10数名から始まったのでした。正確な人数は不明ですが、その翌年の新入生はわずかで「夏季合宿の参加者は4人に終わる」と決して順風満帆な船出とはいかなかったようです。
 状況が変わるのは1966年、獨協大学第3期生の入部により部員が30数名にまで増え、さらに翌67年には40名もの新入部員が入部したことで外から見ても「合唱団らしい」部活となったのでした。この頃は正確な数は不明ですが今と比べると部活動の数は少なかったのではないかなと思いますが、それにしても70名規模となるとかなりの人数ですよね。同年、どっこんは12月に第1回定期演奏会を安田生命ホール(新宿、当時)にて開催しています。
​ '60年代に関してはアンケートにご回答いただけていないのでこの時期の雰囲気がわかるわけではないのですが、成長する部活に期待感をもって入部した方も少なくなかったのではないでしょうか。














 ↑第1回定期演奏会集合写真
 →第1回定期演奏会定演長挨拶
 (どちらも第1回定演プログラムより)











 以降、どっこんは1970年代まではおよそ70~80人規模の比較的大規模な合唱部(合唱団)として活動を続けていくことになります。70年代初め頃までは高度経済成長期であり、その後も社会や科学技術が成熟していった時期でもあるので日本全体として活気を感じられる雰囲気だったのではないでしょうか。ただ、その一方では苦労もあったようでこの時代には学生運動の過激化やテロの脅威もあった時代ですから、大学が閉鎖されて練習場所を失い、定演の迫る中大学近くの小中学校の体育館や音楽室を借りて練習をすることもあったようです。学生が自我や希望を持つことができた時代であったけれども、その分今の私たちが経験しないような苦労もあったようですね。

第1回演奏会プログラム_ページ_06.jpg
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​Vol=2:ポスト最盛期

​(3月26日・更新)

​ 何をもって最盛期、絶頂期などと評価するかは人それぞれかと思いますが、ここでは部員数を基準にさせていただこうと思います。どっこんが一番多くの部員を擁していた時期はどうも1970年代だったようです。その後は大体5、60~70名程度で推移したようです。ということで今回は創生、黎明期から人数の上では最盛期だった時期を終え、成熟した(と、思われる)時期のお話です。
 OB、OGの方のアンケートを拝見
しますと編集時点での回答者は18名。
その内この1980年代という時代に
どっこんに所属していた方は12名。
つまり、回答者全体の2/3がこの年代の
方なんですね。年齢的にもまだ仕事で
現役の方も少なくないですし、非常に
熱心に私たちのことを応援してくれて
います。さて、その年代の方々が現役の
頃はどのような環境で練習をしていた
かというと、今の4棟(外環側にある
正門を入って右の大学院などが入る建物)
のような建築物が構内にたくさんあり、その中の教室で据え付けのピアノを使って練習していたようです。今では駅に一番近い東門を入って一番手前に学生センターという名称で学友会活動用の建物も準備されていますので、当時は今ほど練習の環境はよくなかったのかもしれません。そんな中でも1パートに野球チームを作れるほどの人数を抱え、ある種体育会的な雰囲気も持ちつつ発表に向けてほぼ毎日(昼休み:毎日、夕方:週に3、4回)練習をしていたのだそうです。この企画を遂行している側の感想を言わせていただけるのであれば、アンケートのコメント欄には当時の思い出話がたくさん書かれ、文字数もほかの年代卒業の方と比べると比較にならないほど多くて当時の状況を頭に少しばかりのセピア色に染まった縁取りを添えて思い浮かべることもたやすいこの年代は練習はきつかったながらも非常に充実していたのだろうなと思います。高度経済成長期を経て社会が成熟しており、後半にはバブル経済も控えるこの時代も70年代に負けず劣らず人々が希望に満ち溢れた時代だったといわれます。そのせいなのかは断定できませんが部としての活動も非常に充実していたようで、何となく、当時はよかったといった雰囲気が諸先輩方のコメントからは感じられる気がします。

 部員の数、という観点でお話をするならば明るい時代はいったんここまで。どっこんはここから一気に所属部員数を減らしていくことになります。さらに言うとこの先2010年代卒業の方まで約20年ほどの間は卒業生の方もOBOG会との関わりがなく、当時の状況が不明な状況です。そんな中で2010年を目前に控え、どっこんはついに部員が0になります(ということで次回は2010年代のお話)。

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4棟、獨協大学同窓会埼玉県支部ブログ(https://www.dokkyo.com/shibu/saitama/014558.html)より

​Vol=3:冬を乗り越えて

​(3月31日・更新)

 冬の後には必ず春が来る、ですとか明けない夜はない、といった表現はよく聞きますが、実際その通りで空になったどっこんの部室にも再び人が戻ってきます。部員を失ったどっこんに再び人の声が戻るのは2010年の話。この年に入部した方は今定期演奏会をする際に段取りなどの裏作業を担当してくださっています。あくまで伝聞の伝聞なのですが、「部員いないなら部室一人で使えるじゃん!」といったことを思ったとおっしゃっていたそうです。で、その彼が入部してから少しの間は部員数人で活動を続けていましたが、2010年代の後半には部員の数が10人を超えるようになっていたようです。で、このままどっこんは復活していけると思った矢先に今の災禍に見舞われたわけです。ですから、どっこんは復活した後、まだ完全にはステレオタイプが形成されていない状態です。ここまで数回にわたって今までのどっこんを振り返ってきましたが、一つ言えることは私たちの部活が時代によって形を変えてきた、ということです。今、私たちが皆さんに入部するにあたって求めることはたった一つ。自分らしい合唱部を作ろうとしてくれることです。皆さんもまだ真っ白などっこんを自分色に染めながらみんなで楽しく歌いませんか?私たちはいつでも入部お待ちしています!

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右:活動風景(埼玉県立
​        草加かがやき特別支援学校にて)

指導者より新入生の皆様へ

​(4月1日・更新)

​ 新入生の皆様へ向けて幣部音楽監督を務めていただいている岡部武彦先生とピアニストの澤谷香奈先生からメッセージを頂きました!

音楽監督 :岡部武彦先生より

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます!
 獨混では皆さんで楽しく歌うことはもちろんですが、それ以上に皆さんで有意義に学生生活を送れるよう、和気あいあいと活動しています。このコロナ禍で部員募集が滞っていましたが、ここで明るい兆しが見え、新たにスタートしたいと思っています。すなわち、先輩は少ないですが、優しい先輩とともに、皆さんが主体となって新たな活動を始める絶好のチャンスとなっています!
 大学時代の人間関係、想い出は私にとってもいまだに大切なものとして、今までの人生の糧となっています。
私はたまたまヨーロッパでの生活が
長く、今までも海外とのやり取りを
していますので、音楽はもちろんの
こと、音楽以外でもお役に立てる
ことがあるかもしれません。部員の
皆さんとは仲良く、差し入れの甘い
ものでホッとしながら、話に盛り上がっています。
 音楽は心のビタミン剤のような存在で、きっと皆さんの心と心を繋ぎ、新しい仲間と共に、音楽が将来の友となることと思います。大学生活の新たな一歩として楽しく活動しませんか?皆さんの参加をお待ちしています!


ピアニスト:澤谷香奈先生より

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 獨協大学混声合唱部は今年で58年
目を迎える伝統ある合唱団です。学生
主体ののびのびとした環境で、
優しいコーチの下、基礎から応用
までしっかりと練習できます。
​ 歌が好きな方、音楽が好きな方、
ぜひ遊びに来たくださいね。皆さんが実りの多い大学生活を送られますよう心からお祈りしています。そしてお会いできることを楽しみにしています!

澤谷先生写真.jpg
岡部先生①.JPG

​以下、いつものご紹介!

~このページをご覧の皆様へ~
 皆様は「合唱団」と聞くとどのような印象を思い浮かべるでしょうか?
 
  ・練習で一日中拘束され自由時間が無い
  ・体力的につらい
  ・高校までの授業でたびたび触れており新鮮味がない     ...etc
 
 上記のような印象をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?ですが高校までの学習と大学の部活動とでは自由度が全く異なります。「先生から指示された歌を練習するので自分の好きな歌が歌えない」ということがないのです。自分たちで歌う歌を決め、目標(私たちであれば12月の定期演奏会)に向けてみんなでその歌を作り上げる。それが私たちの活動です。練習も週に3回(月、水、木)4限後から19:30まで(定演前は土日に練習する場合あり)なので部活とプライベートのバランスをとることも容易です。体力面も普段の筋トレやランニングを強制することはありません。体力トレーニングを伴わずに上達する練習を心がけています。見学に来ていただければ皆さんの合唱に対する負の固定概念もきっと払しょくできるはずです。ぜひ一度いらしてください!

4月​ 新入生歓迎ウィーク

​ 新入生を迎えるために様々な行事を執り行います。(Ex:新入生歓迎会への参加、ミニコンサート、食事会 etc.)

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5月​ 春の小旅行

​ 毎年ゴールデンウィーク頃に新しい仲間たちとお出かけします。(Ex:六大学合同演奏会に行こう、浅草に行こう etc.)

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6月​ 創造祭、埼玉県合唱祭

​ 新入生にとって初めてのイベントです!団員皆で力を合わせて乗り切りましょう!

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7月​ 春学期期末テスト

​ テストを受けるのは学生の定めなのでどうしようもありませんね。この期間は部活もお休み。頑張って乗り切りましょう!

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8月​ オープンキャンパス

​ この日は未来の獨混団員に会える貴重な日です!体験練習を通して高校生やその親御さんに獨混の良さをアピールしましょう!

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9月​ 夏合宿

​ 夏休み中には定期演奏会に向けて二泊三日の合宿を行います!練習も遊びも楽しんでいきましょう!

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10月​ 役員交代

​ 獨混では例年この時期に役員の交代を行います。三年生の引退までの間アドバイスを受けながら自分の仕事に慣れていきましょう!

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11月​ 雄飛祭

​ 雄飛祭(学園祭)ではキャンパス内の講堂を借りてコンサートを行います!定期演奏会に向けて腕試しです!

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12月​ 定期演奏会

​ 雄飛祭を過ぎるといよいよ演奏会本番!今までの成果を存分に発揮して私たちにとっての最大のイベントを成功させましょう!

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1月​ 秋学期期末テスト

​ 学生はどうにもテストからは逃れられないようで...ちなみに担当はこれを乗り越えれば春休みと自己暗示をかけています(笑)。

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2月​ 新年度に向けて―

​ 代替わりして迎える春休み。「来年度はどの曲を歌おうかな?」「どんな一年にしようかな?」みんなで意見を出し合いましょう!

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3月​ さよならパーティー&新歓準備

​ 春に別れはつきもの。お世話になった先輩方に感謝の思いを伝え、新しい仲間を迎える準備を始めましょう!

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​~獨混の年間行事~​ ※不定期の渉外活動は除く

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